いわき市 漆喰という自然素材
2018-01-28
漆喰という自然素材が再度注目を集めている
漆喰というのは、水酸化カルシウム・炭酸カルシウムを主成分とした日本特有の建材で、古い町並みを訪れると目にする機会が多いです。
消石灰にのりやすきを混ぜて水で練ったもので、土壁の仕上げ材として用いられると共に、瓦や石材の接着剤としても使用されることがあります。
日本では約4,000年前の遺跡で使用されていたことが判明して、そんなに古い時代から使われてきた建材ということに驚いてしまいます。
ただ日本の住宅の歴史の中でより便利なビニールクロスなどが登場したことで衰退しかけましたが、近年は性能に再度注目が集まって再度施工される方が増加傾向にあります。
大量生産の品物では出せない味わいが自然の風合いで、その独特の風合いが漆喰の壁のメリットですが、それ以外にも再度見直されてきている理由となる数多くのメリットがあるのです。
どのようなメリットがあるのかというと、それは特別な作用で元々強いアルカリ性を持った物質なので、結露や外壁の劣化などによって発生する壁の中のカビを防ぐことができるのです。
特に日本はじめじめした気候が特徴のひとつでもあって、カビの問題に敏感な方は少なくありません。
ただ目に見える場所のカビなら気付いてすぐに対処が可能ですが、壁の中となるとチェックするのも難しいもので、気付いた時には壁一面がカビだらけということもあるのです。
カビは様々なアレルギーや健康被害をもたらす原因となる恐ろしい存在で、そうしたカビを抑える作用は、とても大きなメリットと考えられます。
また原料が消石灰で二酸化炭素を吸収する特徴も持っていることから、消臭効果も期待できるので臭いがこもりやすいLDKにピッタリと言えます。
それから玄関の臭いを気にする方は多いもので、家族が日常的に使う場所であり、訪問者を迎える場所なので嫌な臭いは気になってしまいます。
その為、お客さんが来た時にはソワソワしてしまう方もいますが、玄関を漆喰の壁にすれば嫌な臭いが解消されてソワソワすることもなくなります。
万が一火災が発生した場合でも、燃えないので炎が広がるスピードを軽減してくれる効果も期待できるのです。
それから化学物質過敏症やシックハウス症候群の原因として知られているホルムアルデヒドを、吸着し分解してくれるといったメリットもあります。
このホルムアルデヒドは、様々な状況下で発生し得る物質で、完全に除去するのは困難と言われているので、それを除去や分解してくれるというのは心強いことです。
また同様の自然素材の珪藻土の壁やじゅらく壁と比較して耐久性が高いですし、つるつるとしていて触り心地が良いのもメリットです。
色や仕上げ方も選べるので、内装材として使用することを検討してみると良いです。
また、種類によっては内装だけでなくて外構にも採用することができるので、住宅の門周りや塀、庭の植栽などに使用してみるのもおすすめです。
外構エクステリアに使用することでデザイン性アップにもつながるので、左官職人に相談してみるのも良いです。
いわき市 漆喰という自然素材なら、「「平山左官工業」にお任せ下さい。