いわき市 二重窓のメリットとデメリット
2018-01-08
二重窓のメリットとデメリットを知ってリフォームを検討
窓を二重窓にすることによって、防音・結露防止・断熱効果・防犯対策など様々な効果が期待できます。
そこで、豆知識として具体的なメリットやデメリットについて知っておくと参考として役立ちます。
寒い時期になるといくらエアコンで室内を暖めても寒くなってしまうこともありますが、これは天井・床・排気口など様々な部分から熱が逃げてしまっているからです。
このように熱が逃げる場所の中でも特に多いのが窓で、そこから逃げる熱の割合は約40%と言われていますし、冬になると逃げる熱の割合は約60%にもなると考えられているのです。
ですから、室内の断熱性能をアップするためには窓のリフォームが必要不可欠と言えるのです。
そこでおすすめなのが二重窓で、設置することで窓枠の間に空気層が生まれて、室内の暖かい空気が外の冷たい空気に振れなくなるため室温の低下を防いでくれるのです。
このように断熱性能が上がることでエアコンの消費量を抑えることができて、変える前と比較して年間の暖房費が約2万円程度カットできることもあります。
また石油ストーブの場合でも灯油の消費量が3分の1にまで削減できたというケースもあって、断熱効果によって得られるメリットは単に暖かくなるだけでなくて、家計にも大きなメリットになります。
ちなみに、断熱性能に優れた複層ガラスや気密性の高い樹脂製のサッシなどにすることで、更なる断熱効果が期待できるので検討してみるのもひとつの選択肢です。
二重窓にすることにより騒音から生活を守ってくれるもので、都心部の交通量が多いエリアや目の前に大きな道路があるエリアなどでは大きなメリットになります。
これについては、空港周辺や米軍基地が近いエリアで使用されていることを見ても、効果を知ることができます。
また、この防音効果は外の音だけではなくて、ピアノやバイオリンなど家の中から出る音も防いでくれるといったメリットもあるのです。
空き巣は家に侵入する時間を極力短くしたいと考えるので、入りにくくなる窓は敬遠されます。
その為、窓を交換することで防犯対策にもつながるのです。
ただメリットばかりではなくてデメリットもあって、そのひとつが高額になってしまうことです。
1つで十分な窓をわざわざ2つにするのですから、単純に考えても2枚分の費用が発生することになるので、どうしても費用が高くなります。
しかし、費用を抑えるために安い窓ではあまり良い効果が得られないことを理解しておく必要もあります。
もうひとつのデメリットは掃除が大変ということですが、これは個人差があるので人によってはデメリットになりません。
ただ、2枚の窓ガラスやアルミサッシを掃除する必要になるので、掃除が苦手な方は掃除する負担が増えるのでデメリットに感じることになります。
このようなメリットとデメリットがあることを踏まえて、リフォームするのかを考える必要があります。
また、失敗するリスクを減らすためには、複数の業者に見積もりを依頼して、比較検討することも大切なことです。
いわき市 二重窓のメリットとデメリット