いわき市 外構工事のデザイン
2018-05-04
外構工事のデザインを検討する時のポイントは?
外構工事のデザインには、オープンデザインとクローズデザインに大きく分かれていて、最近では両者を融合させたセミクローズデザインといったものも含めて、3つに分類することができます。
日本国内の一戸建ては、これまで門扉・塀・生垣などによって敷地を取り囲んで、庭や建物の1階部分などが見えないようにするクローズデザインが主流だったのです。
このようなクローズデザインにすることにより外部から見えにくくすることができるため、防犯やプライバシー面において安心感がありました。
しかし、その一方でやや閉鎖的なデザインによる窮屈さを感じる人も少なくなかったのです。
そこでフェンスや塀などで建物の周辺を囲うことなく、表札・ポスト・インターホンなどの必要最低限の機能を搭載した門柱だけで済ませるオープンデザインというのが登場したのです。
このようにオープンデザインにすることにより開放感が得られますし、のびのびとした印象を与えられるので、狭い敷地であっても窮屈さを感じさせないのです。
しかし、その 一方で防犯面やプライバシーの確保に関しての配慮が必要になってしまうのです。
こうしたオープンデザインとクローズデザインの長所を取り入れたのがセミクローズデザインで、敷地を塀や垣根で囲むスタイルであっても、高さを低くして完全に隠れないようにするのです。
また、駐車スペースなど一部をオープンにして、それ以外の部分はクローズにするといったパターンも人気があります。
このセミクローズデザインならデザインのバリエーションも豊富ですから、ライフスタイルや防犯・プライバシーなど様々な要素を考慮して外構工事を決めることができます。
このように建物の外回りをどのような空間として演出するかを決める外構工事計画を成功させるためのポイントがあります。
そのひとつがゾーニングを決めることで、敷地全体に対してどこに何を配置するのかを平面図などに描いて明確するのです。
その際に大切なポイントになることは、玄関や窓からの動線・周囲の環境・風通しや風の流れです。
また駐車スペースも重要な点で、土地の高低差や前面道路の狭さなどを考慮しないと、実際に車を止めにくいといったケースも起こり得ます。
次に室内からの見え方を考えることも大事で、外からエクステリアを考えるだけでなくて、室内からの眺めも考えて、植栽や庭石などがバランスよく配置されているようにする必要があります。
それから防犯性とデザインのバランスに配慮することも大事で、防犯性の向上やプライバシーの確保を目的に高いフェンスで周りを取り囲むと、デザイン的に窮屈で圧迫感があります。
また、周囲に対しても寄せ付けない印象を与えてしまうので、周辺の環境も考慮しつつ防犯とのバランスに配慮した外構工事プランを検討することが必要なのです。
この3つのポイントをしっかりと理解すると共に意識して、エクステリアのデザインを計画することをおすすめします。
いわき市 外構工事のデザインなら、「平山左官工業」にお任せ下さい。