いわき市 フェンスを設ける
2018-09-18
フェンスを設ける目的を考えて素材やデザインを選ぶ
フェンスを設けるにあたって
フェンスを設ける目的は、敷地条件・周辺環境・建物本体のプランなどで違ってきます。
一般的な目的としては、道路や隣地との敷地境界を明確にすること、外部からの侵入者を防止すること、外からの視線を遮りプライバシーを確保することなどが考えられることです。
その為にプランニングの時には、目的を考えて必要な機能や拘りたい部分の優先順位を明確にすることが基本になります。
また外回りのアイテムのひとつとして住まいのイメージにも影響するので、デザイン面の配慮やその他のエクステリアとのトータルコーディネートもポイントになるのです。
では、具体的にどのような素材の種類があるのかというと、住宅用として多く用いられている素材は耐久性に優れていて錆や腐食に強いアルミニウムと言えます。
このアルミニウムには、成形の方法によって形材と鋳物の2種類があって、軽量で耐久性に優れるアルミ形材は商品バリエーションが豊富で、比較的手ごろな価格というのも魅力です。
シンプルでモダンなデザインが多く揃っているので、異なる素材と組み合わせるなど個性的なデザインにするのもおすすめと言えます。
もうひとつのアルミ鋳物は、複雑な形や模様を生み出すことができるといった特徴があって、比較的曲線を用いた装飾性の高いデザインが多くみられるのです。
ただ、最近ではすっきりとしたシンプルなデザインも増えてきているので、様々なデザインから選ぶことができますが、アルミ形材より価格的に高めのものが多いです。
アルミニウム以外の素材としては、ポリスチレンなどの樹脂系素材もあって、耐候性もありメンテナンスも楽といった特徴があります。
また、木粉や再生木などを用いた天然木のようなタイプの商品や竹を模した商品などもあるのです。
それから強度に優れていて加工性に富んで価格も比較的安価な素材がスチールで、メッシュタイプなど開放感があり植栽と馴染むデザインなどが人気になっています。
デザインの種類と目的に合わせたデザイン
シンプルでモダンな雰囲気を持つタイプが最近のフェンスのデザイン傾向で、洋風の外観でも和風の外観でも比較的馴染みやすい、格子やメッシュなどのデザインが好まれているのです。
格子タイプには、縦格子・横格子・井桁格子など様々なバリエーションがあって、格子やすきまの幅によって雰囲気だけでなくプライバシーの確保にも影響します。
軽やかなデザインのメッシュタイプは、境界を明確にすることを目的に設置されることが多いタイプで、生垣と組み合わせしやすいデザインです。
それ以外には、斜めに角度をつけたルーバーで視線を遮りながら、風を取り込むことができるデザインのルーバータイプというのがあります。
またポリカーボネートなどの半透明のパネルを用いたパネルタイプのものもあって、視線を遮りつつ光を取り込むことができるのです。
それから耐久性の高い樹脂などで竹の風情を再現した竹垣タイプというのもあり、和風住宅にプランニングされるケースが多くみられるデザインになります。
このように様々なデザインが揃っているのですが、選ぶ際に大切なポイントになるのは必要な機能と、拘りたい部分の優先順位を明確にすることです。
その為には、隣地や道路の状況、人通りや視線、隣家の窓の位置などを、しっかりと確認することが大切になります。
例えば、交通量や人通りが激しい道路沿いでプライバシーを確保したいというのなら、ある程度の高さがあって目隠し機能のあるデザインにすると良いです。
また境界は明確にしたいけれど開放感のある雰囲気にしたいというのなら、低めのメッシュタイプなどが向いていると言えます。
それから防犯面を強化したいという考えがあるのなら、乗り越えにくい高さのものや剣先状のデザインが良いですし、侵入した不審者が隠れる死角をつくらないように見通しのよい形状のものが良いです。
このように目的に合わせたデザインにする必要がありますし、建物形状や間取りによっては全てを同じフェンスにするのではなくて、異なる種類のものを組み合わせという方法もあります。
浴室・洗面・トイレなどの前は目隠し機能のあるタイプを設置して、くつろぎの場となる庭のデッキ周辺は高めのフェンスで囲むなど、場所や条件に適したプランニングをすることがおすすめです。
また道路側はデザイン性の高いものを設置して、裏庭は比較的に安価なものを設置するといったように予算に合わせたプランニングにすることも可能なので、いろいろなプランを比較検討しましょう。
外回り全体のデザインに配慮してシリーズ商品で揃えるプランも
フェンスをプランニングする際に、建物本体や庭との調和に関しても配慮しておきたいもので、建物本体の窓や玄関ドアなどと色味やデザインを揃えて統一感を演出するのも良いでしょう。
逆に色に変化を持たせる方法もありますが、十分な計画で行わないとまとまり感のないエクステリアになる可能性があるので注意が必要です。
また、外側からだけではなくて住まいの中からの見え方にも配慮をすることも大事で、素敵な庭をつくっても圧迫感のあるフェンスがあると魅力も半減してしまうこともあります。
室内からどのような感じに見えるのかをイメージしておくことも大切なポイントになるのです。
それから門扉やカーポートなどのエクステリア製品とシリーズとなっているタイプも多くみられるので、トータルにコーディネートすることも良いでしょう。
その為には、建物本体だけではなくてエクステリアやガーデンプランを同時に検討することがおすすめで、それによりまとまりのある佇まいの住まいが完成するのです。
どうしても建物本体に気をとられてしまつて、エクステリアは後まわしになりがちですが、この点を考えると住まいづくりの中で一緒に検討しておくことがおすすめといえます。
ですから、このようにエクステリア全体をイメージするためにも、できる限りショールームで実物を確認することが大切で、近くにある場合は積極的に活用すると良いです。
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