いわき市 外構工事のプランニング
2018-09-12
周辺環境と敷地の条件などに合わせた外構工事を
外構プランとしては大きくふたつ
外構工事のプランニングする際には、建物本体の作りはもちろんのこと、エクステリアをトータルで考えなくてはなりません。
また外構プランは、周辺環境や敷地条件などを含めて検討することが基本で、そうしないと周囲に調和した美しい佇まいにつながるプランニングはなかなかできないものです。
それから外構のプランニングには様々あるのですが、そのひとつの考え方としてオープン外構とクローズド外構といった2つのプランに分けることができます。
さらに、この2つそれぞれのメリットを取り入れたセミクローズド外構と呼ばれるプランもあるのです。
外構工事を考える時に特別オープンやクローズドといった名称に対して拘る必要はないですが、どのようなメリットとデメリットがあるのかを知っておくと参考になります。
そして、それを踏まえて周辺環境や敷地の条件などに適した外構プランを検討すると良いです。
オープン外構のメリットとデメリット
オープン外構とは、一般的に敷地境界線に門扉やフェンスなどを設置しない、開放的なエクステリアプランのことで、狭小地でも広がりを演出することができます。
欧米などの郊外住宅でよくみられる外構プランで、芝生・草花・低い樹木などを植えることで境界を示したり、道行く人々に植栽を楽しんでもらったりするような工夫をしているのです。
また、敷地の前面道路や歩道などで使用される素材と異なる素材や仕上げをすることによって、視覚的に区別するケースもあります。
このようなオープン外構のメリットといえることは、何と言っても開放的なこところで、それにより狭い敷地でも広々と感じることができますし、光や風が通り抜けやすいということもあるのです。
それから外構工事のプランニング次第になりますが、門扉やフェンスといったエクステリア建材を多く使用しないので、費用を抑えることができる場合もあるというのもメリットと言えます。
また敷地への出入りが簡易なために建物本体の防犯性能を高めておくなどといった配慮は必要になりますが、プランニングによっては逆に近隣から敷地内が見渡せ死角がないことで防犯性が高まるケースもあるのです。
そのようなことを考慮して周辺環境や敷地全体を考えてプランニングすると多くのメリットが得られます。
一方デメリットとしては、先にも触れましたが比較的簡単に侵入されやすくて、道行く人や近隣から覗かれてしまう場合もあるということです。
このようなデメリットが考えられるので、建物内が見通せないような部屋の配置・窓の形状や種類・洗濯物干場の位置なども含めて、しっかりとしたプライバシーを確保するための対策をとる必要があります。
また小さな子供がいる場合には、道路への急な飛び出しの恐れがあるため、交通量を考えた配慮をしっかりとしなくてはならないといったデメリットもあるのです。
ちなみに小さな子供だけではなくて、ペットを飼っている場合なども同様の注意が必要と考えられます。
クローズド外構のメリットとデメリット
クローズド外構は、道路や近隣などからの視線を遮断することができるように、比較的背が高く敷地内が見えにくい門扉やフェンス・塀などを設ける外構工事プランのことです。
駐車スペースは、カーポートだけではなくてシャッターゲートを設けるなど、できる限りプライバシーを確保するプランですが、閉鎖的にならない配慮も必要と言えます。
クローズド外構のメリットといえるのは、何といってもしっかりとプライバシーを確保できることで、それにより周囲からの視線を意識することなく過ごすことが可能です。
また、洗濯物干しなどに関しても気にすることなくできますし、幼い子供やペットも庭で安心して遊ぶことができるというのもメリットと言えます。
それから簡単に侵入できないようなプランや防犯カメラ・センサーなどといった取り入れる機器により、防犯性能を高めることも可能です。
プランニングや仕様によっては、住宅全体を重厚で風格のある佇まいにすることもできます。
一方デメリットとしては、どうしても閉鎖的な雰囲気になってしまいますし、敷地が狭い場合では圧迫感を与えてしまうケースもみられことです。
また、プランニングにもよりますが外からの死角が生まれてしまうことで、侵入者が隠れることが可能となり防犯面で不利になってしまう場合もあります。
ですから、このような侵入者が隠れることができるスペースを作らないことがとても大切なポイントになるのです。
オープン外構と違って多くのエクステリア建材を取り入れることになるので、外構工事のコストがかかってしまうこともデメリットになります。
使用する建材で費用は大きく変わってくるので、周辺環境や敷地環境・予算に合わせてプランニングすることが重要です。
セミクローズド外構とは?
セミクローズド外構というのは、オープン外構とクローズド外構2つの要素を組み合わせたスタイルで、それぞれのメリットを組み合わせて目的や予算に合った自由なコーディネートができます。
ふたつのメリットを取り入れた自由なプランができるということから、セミクローズド外構が最近の主流になってきているのです。
例えば、塀やフェンスを設けるにしても比較的低めにしたり、開放感のあるデザインにしたりするケースなどがあります。
また、カーポートは開放的として門廻りや隣地との境界は閉鎖的にするといった、オープンなエリアとクローズドなエリアを併せ持つプランも考えられるのです。
それから、浴室やトイレなどの周辺はプライバシーを確保するなど、自由な外構プランを実現することができます。
このような様々な外構工事のプランニングは、メーカーのカタログやホームページなどで施工例を参考にするのもひとつの方法です。
また、実際に街並みを見学して好みのプランを見つけるのもおすすめの方法で、実際の外構なら植栽が成長することや経年による変化も参考になります。
いわき市 外構工事のプランニングなら、「平山左官工業」にお任せ下さい。