いわき市 屋根メンテナンス
2018-09-03
外壁と共に屋根メンテナンスは家を守るために大事
屋根は重要な役割を果たしています
屋根は外壁と同様に、紫外線・風雨・台風・冷気・熱気・ホコリ・雹などによるダメージから住まいを守る重要な役割を果たしています。
また、このような機能面だけではなくて、見た目の面においても建物のアクセントとして色や形を変えやすい部分です。
しかし屋根に何かの不具合が発生してしまうと、途端に建物が直接的なダメージを受けてしまうので、長く住めない家になってしまうこともあります。
ですから、屋根メンテナンスに必要な情報を知っておくことが大事で、適切な屋根塗装や補修を行うことを心掛けると良いです。
使用している屋根の材質や塗料などで屋根の耐用年数も異なりますが、一般的には30年に1度の葺き替えと10年に1度の塗り替えが基本といわれています。
屋根に使用される材質は大きく分けて、瓦・スレート・金属の3種があって、それぞれの屋根材によって重さや特徴に違いがあるのです。
瓦屋根には和風の建物に合う和瓦と、洋風の建物に合う洋瓦があって、昔からよく使用される屋根材ひとつで、約4~6トンもの重さがあって頑丈と言えます。
スレート屋根は薄い板状の部材を並べた屋根で、一般的にはクロニアルやカラーベストと呼ばれていて、約10年に1度程度で塗り替える必要があります。
重量は約2~2.5トンで瓦と比較してかなり軽量になるのです。
金属系の屋根としては、鋼板・アルミ・ステンレス・フッ素鋼板など様々な種類がありますし、それらを複合したものなどもあります。
雪や風などにも強いといった特徴があるので、東北地方や北海道などの寒冷地域で多く使用されていて、重量は約0.7~1トンです。
金属系の屋根の場合もスレート屋根と同様に約10年に1度の塗り替えが必要となります。
劣化のサインを見つける
先にも触れましたがスレートや金属屋根の場合には、一般的に10年に1度の塗り直しと30年に1度の葺き替えが必要といわれているのです。
ただ屋根メンテナンス時期は単に経過年数だけでは決められないことで、日常的に屋根のようすをチェックして、劣化のサインが見られないのかを確認しておく必要があります。
屋根の塗り替えが必要な劣化のサインには、危険度1の色あせ・チョーキングというのがあって、屋根が劣化し始める最初の兆候といえるサインです。
塗装の艶がなくなってきた、新築時よりも屋根の色が薄くなってきた、屋根の塗装面が白っぽくなってきたなどが、屋根の劣化の初期サインでこれらの兆候が見つかったら早めのメンテナンスを検討する必要があります。
危険度2の劣化サインは雑草・苔・カビで、少しずつ屋根の汚れや耐久性がなくなってくると発生してくる症状で、屋根に雑草・苔・カビを発見したらそろそろ塗り替えを検討する時期と言えるのです。
屋根塗装の剥がれ・ヒビ割れ・ズレを放置すると雨漏りの原因になる危険度3のサインですから、早めの対処をしなくてはいけません。
小さなヒビひび割れも雨漏りの原因になることがあるので、小さな症状も見逃さないようにしっかりチェックすることが大事です。
塗装の剥がれは屋根塗装の効果が無くなっている証拠の危険度4のサインで、どんどん劣化が進行していくので早急に屋根塗装を行う必要があります。
危険度5のサインは欠落で、これはかなり深いダメージを負っていると考えられるもので、雨漏りなども酷くなっていくので早く屋根のメンテナンスをする必要があるのです。
状態によっては塗装で対処できない場合もあるので、そのような時には葺き替えや重ね葺きなどを行うことを考える必要があります。
屋根メンテナンスをしないで劣化を放置すると
屋根が劣化したまま放置しておくと塗った塗料による機能が失われて、紫外線や雨風などのダメージを直接受けるようになるのです。
さらに放置していると漏水や雨漏りなどにより、劣化はさらに進行して補修のための費用もかさんでいきます。
ただ屋根の塗装を雨が多くなる雨期に入って着工してしまうと、雨が降るたびに作業が止まるので、できることなら雨が多くない7~4月の時期に行うと良いです。
また気温が5度以下の時や湿度が85%以上の時は、塗料が乾きにくいので塗装が行えないことが多いで、そのような気象状況を踏まえて施工時期を業者と相談して決めましょう。
ただ悪徳業者の場合は、すぐに作業を終わらそうとして雨の時でも気温や湿度が適さない時も作業を続けようとするので、時期や塗装ができない状態をきちんと見極めてくれる業者をしっかりと選ぶことが大切です。
それから屋根も外壁も新築時の同じ時期に塗装されていますし、一般的には同等のグレードの塗料で塗装がなされています。
ですから外壁塗装が必要な時期は屋根にとっても塗り替えが必要な時期と考えられるので、屋根・外壁塗装を同時に行うのもおすすめです。
それから塗装工事をする際には、一般的な建物で15万円前後の足場代というものが必要になるので、屋根と外壁で別々で塗装を行うのではなくて同時にすると足場代の節約もできます。
また屋根と外壁の塗料は新築時と同様に同じグレードの塗料を使うのがおすすめで、そうすると劣化のスピードを揃えられて塗り替えサイクルを合わせられることができるのです。
屋根メンテナンスのスケジュールを決めておく
屋根の塗装や葺き替えなどのメンテナンスで大切なことは、材質ごとに長期的なメンテナンスを考えて時期を考えることです。
例えば、スレートや金属系の屋根の場合には、10年に1度のサイクルで塗り替えをきちんと行うことで、屋根本体を長持ちさせることができます。
しかし、そうした定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、30年に1度の葺き替えで大丈夫なものが、10~15年で葺き替えが必要になってしまうこともあるのです。
そうなるとメンテナンス費用が大きな負担になってしまうので、メンテナンスのスケジュールを考えた上で、劣化の具合をしっかりと確認して適切な屋根メンテナンスを行いましょう。
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