いわき市 サービスヤードの検討
2018-09-15 [記事URL]
すっきりとした住まいの実現につながるサービスヤード
勝手口周辺に設けられる屋外スペース
サービスヤードは、一般的にキッチンや勝手口の周辺に設置される勝手まわりの庭のことを指します。
洗濯物干し場やゴミの一時置き場、屋外用品の収納など様々な使い道があるスペースです。
こうした勝手口の脇スペースならあるので、特別意識することはないという方も少なくないですが、上手に活用されていないケースも多くみられます。
実は単にスペースがあるというだけではなくて、家事効率や日々暮らしの使い勝手をアップするためのスペースということを意識する必要があるのです。
例えば、ゴミの一時保管、ガーデニング用品の収納、ショッピングカートや三輪車・ペット用品の置き場など、確保できないために室内外が雑多な印象になってしまうことがあります。
こうした細かな使い勝手の悪さを解決できるのが、裏方空間であるサービスヤードを確保しておくことで、その点を意識して考えることも必要です。
プランニングのポイントは?
エクステリアプランはどうしても後まわしになりがちですし、特に裏方スペースについては検討しないことも少なくありません。
しかし、先にも触れましたが事前にサービスヤードを考えて、スペースを確保しておくことで暮らしやすさはアップするのです。
では、どのようなことを意識してプランニングしたら良いのかというと、まずは間取りプランと同様に家事動線に配慮することが基本となります。
どのような動き方をするのか、勝手口やキッチン周辺などからの往来はどうなのか、門扉・カーポート・庭からの距離はどうなのかなどを、建物の配置や間取りプランと一緒に検討することが大切です。
また目的に合わせた広さを確保することも大切なポイントで、日常の暮らしをイメージすると共に使用目的を考えて、必要な空間を確保するようにプランする必要があります。
それからサービスヤードは敷地の裏手に設けるケースが多いので、どうしても隣家や周辺道路から接してしまうケースが多いため、しっかりとプライバシー確保に配慮することも大事です。
プライバシー保護のためには、洗濯物やゴミ箱などが周囲から直接見えないような配慮する必要がありますし、その為の工夫も必要になります。
利用内容や収納する物によっては、必ずしも屋外スペースではなくても良いことで、暮らしに合わせて半屋外や土間スペースなどに設けといったプランもあるのです。
例えば、半屋外のような空間とするといったことも考えられますし、テラスを囲うようなプランも考えられます。
また屋内に土間スペースを取り入れるといったプランも良いでしょう。
それから2階にキッチンがある住宅の場合には、キッチンから出ることのできるサービスバルコニーを設置するといった方法もあるのです。
このようなことを考えてプランニングすると、少しでも上手に活用できる使い方ができるようになります。
サービスヤードに設置していると便利な設備やアイテムは?
使い方や作業内容、収納物に合わせて適切なスペースを確保できたら、さらに使い勝手をアップして上手に活用できるように、必要な設備機器や建材を設置しておくと良いです。
水栓やコンセントなどは庭やカーポートでも設置したいアイテムなので、共有するのかそれぞれで設置するのかなど、全体のプランを考慮して検討するようにしましょう。
洗濯物を干したり自転車を置いたりするスペースにするのなら、屋根は設置しておくと重宝するもので、建物本体としてプランニングしても良いですし後付けタイプの商品を設置しても良いです。
洗濯物を干すのであれば太陽光を通す屋根材にすると明るさも確保できるので、使用目的に適した屋根材を選びましょう。
また通常は洗濯物干し場が別にあるので使用しないとしても、急な雨の際に必要になることも考えられるので、屋根があると物干しスペースとして使えるので、物干しバーを設置しておくと良いです。
それから屋根があると、掃除用具やペット用品などを乾かすスペースとしても便利に使えます。
収納する物に合わせて棚を設置するとか、空間の確保をしておくのもおすすめで、そうすれば季節ものなど収納するのに便利です。
また冬場に植物の一時避難場所として使うことも可能なので、季節ごとに必要なスペースを考えて設備を設置したりスペースを確保したりすることも大切なポイントになります。
作業スペースとして使用する際に便利な設備やアイテムは?
屋外作業用の水栓やシンクなどがサービスヤードにあると、スポーツ用品・ペット用品・カー用品・泥付きの野菜などを洗うのに使い勝手が良いので、とても便利なアイテムになるのです。
ただ、先にも触れましたが他のスペースでも使用することがあるので、共有するのかなどを考えることも大切なポイントになります。
日曜大工やガーデニングなどの作業スペースとして使用する際にコンセントがあると、電気機器などを使用するDIYなどの作業で便利です。
どのような作業をするのかを考えて、設置位置や個数を決めるようにしましょう。
作業内容にもよりますが、場合によっては勝手口用の照明では明るさが足りないこともあるので、そのような時は防犯用も兼ねて別途取り付けすると良いです。
日曜大工やガーデニングをする際に作業台があると便利なこともあるので、作業スペースにゆとりがあるのなら、作業台を設けておくと作業もはかどります。
またプライベートな作業を行ったり、雑多な物が置かれたりすると、近隣周辺からの視線が気になってしまうこともあるのです。
そのような場合には、近隣からの視線を遮りプライバシーを確保すると共に、隣家からの眺めを害さないような目隠しやパーテーションを設置すると良いでしょう。
このように使いやすい裏方スペースを屋外に設けることによって、すっきりとした心地よい暮らしが実現できるケースもあるのです。
ですから、新築やリフォームの際にライフスタイルや敷地条件に合わせたサービスヤードを検討することをおすすめします。
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