いわき市 擁壁を施工
2017-12-17
土留めの役割をする擁壁を施工するにあたって
日本の住宅地は全てが平坦な場所とは限らないもので、斜面や崖など様々な種類の地形が存在しています。
平坦な土地なら隣家との境界を示すために必要となるものは、ブロック塀や簡易フェンスなどで問題ないのですが、隣の家や道路と段差がある場合は、擁壁や石積みなどを設ける必要があります。
これは土砂が崩れるのを防ぐためのもので土留めと呼んで、大きな土圧がかかるので施工方法を間違えると崩壊してしまう危険があります。
そこで土留めの方法やその役割、注意点などを豆知識として学ぶことで、頑丈な土留めを作成できて家や家族を守ることにつながります。
斜面に建つ家は土留めが必要で、土砂崩れをしないように対処しなくては建築許可が下りません。
それは災害が発生した際に、マイホームを崩壊から守ることはもちろんのこと、下に位置する住宅や道路などを巻き込んでしまわないためです。
その為に土留めはきちんと施工しなければならないもので、そうしないと次第に傾き最終的に崩壊してしまう可能性があります。
また、日本のように台風による大雨や地震などの自然災害が頻繁に起こる地域では、頑丈な土留めを作らなければいけません。
そこで、一般的に住宅に設けられる土留めは、コンクリートで造られる擁壁が多くて、これはコンクリートが高強度な上に耐久性にも優れているからで、建物の重みや土圧を支えるには最適だからです。
ただ、コンクリートは材料費が高額な上に施工に手間がかかるために、2m以上の土留めが必要なケースでは石積みが採用されるケースも少なくありません。
土留めを施工する際にこうした強度や施工費に注意することも大事ですが、隣地境界を守ることも忘れないことが大事です。
多くの人が勘違いしていることとして、土に出ている部分が境界になると考えてしまうことで、本来は基礎の外面が境界の内側に入っている必要があるのです。
つまり、埋まっている基礎の外面が境界の中に収まるように施工しなければならなくて、その為に敷地が小さくなってしまうことを認識しておく必要があるのです。
それから数十年先まで考えて後悔しないように施工することも大事で、土留めをリフォームするとなれば、新規で土留めを設ける工事の2倍以上の金額が必要になるのです。
しっかりと将来的なことを考えて計画的に施工することをおすすめします。
それから簡単な土留め擁壁であればエクステリア業者でも施工は可能ですが、1mを超える場合には専門業者に依頼しなければ工事をすることができないということも知っておく必要があります。
ただ、これに関しては法律で禁じられているわけではなくて、単純に技術的な問題から言われていることで、資格や専門的な知識が無ければ安全性の高い構造物を作ることが難しいからです。
ですから、土留め工事は外構工事に含まれるものではなくて、土木工事という分野に属する工事と認識しておくと良いです。
その認識の上で施工を依頼する業者を選ぶことが大事と言えます。
いわき市 擁壁を施工なら、「平山左官工業」にお任せ下さい。