いわき市 レンガ・タイル貼り
レンガ・タイル貼りは外壁でも内装でも魅力的
・タイルとレンガの違い
タイルとレンガは、どちらも土を焼いて作られた建築材料ですが、形状の違いなどそれぞれ異なった特徴を持っています。
レンガはJISにより縦100mm・横210mm・厚さ60mmといった標準の規格があって、ブロックのような形状をしているのです。
一方のタイルは、厚さに約7mm~20mmと幅がありますし、正方形や長方形などの様々な形状をしたものが存在しています。
このように違った形状をした建築材料のタイルとレンガは、その施工法にも違いがあるのです。
レンガは塀や建物の壁の構造体として使用されるため、主にモルタルで積み上げます。
一方、レンガの厚さを薄くした貼り付け材として誕生したタイルは、接着剤などで貼り付けたり、モルタルで積み上げたりする施工法です。
粘土保名を練り固めてレンガは作られますが、タイルは陶器やプラスチックなど特定の素材が決まってません。
その為、普通のレンガよりも扱いが容易なレンガ素材のタイルも登場して、レンガ・タイル貼りによりレンガを積んでいるような演出も可能になったのです。
・レンガ素材のタイルとは?
人類の歴史に古くから存在するレンガですが、現在では建築資材として第一線を退いた存在となっています。
しかし、その丈夫さとクラシカルなデザインから現在でもレンガ造りの建物のニーズはありますし、花壇などで多くレンガが使用されているのです。
長年定番で人気のある建築資材ですが、レンガ造りの建物はとても高額になりますし、地震が多い日本にはあまり向いていません。
そこで発明されたのがレンガのような見た目のタイルで、おしゃれな外壁にも内装にも使える魅力的なタイルです。
レンガ調タイルは、建物の外壁や内壁に貼り付ける壁材の一種で、本物のレンガを薄くスライスしたような形状をしています。
個人宅・飲食店の店舗・集合住宅などの外壁や室内の壁で使用されていて、レンガ張りのような見た目にすることができるのです。
レンガ調タイルには、多種多様な色合いや質感があるので、自分の好みで選んで気軽にレンガ調にリフォームできます。
・室内壁でレンガタイルを使用する
室内のいろいろな場所をレンガ・タイル貼りにすることで、レンガの風合いを楽しむことができます。
レンガ・タイル貼りにするメリットは、耐熱性・遮熱性・保温性・耐水性・耐久性・耐火性など様々な耐性に優れていることです。
その為、夏は外気温を遮断して室内の冷気を保ちますし、冬は外気温を遮断して室内の暖かさを保ちます。
つまり、夏は涼しく冬は暖かいといった理想的な住環境を作ることができるのです。
また、多少の水はねならレンガ部分が吸収して自然に乾燥するので、カビなども発生しにくく劣化しにくいためメンテナンスフリーで末永く楽しむことができます。
その為、キッチンや洗面所などの水回りに相性抜群です。
使用する色によりモダンでおしゃれな空間や落ち着いた空間を演出できることも、レンガ・タイル貼りにするメリットのひとつです。
例えば、モダンな赤茶系のレンガタイルなら、暖色系で温かみのある落ち着いた空間を演出できます。
またダイニングの一角に貼ることで、欧風レストランのような雰囲気を演出できて、一気にイメージが高まるのです。
それから、レンガは光を反射する時に多方向に光を分散させるという性質があるので、光の反射が緩やかで落ち着いた空間を構築することができます。
その為、心を穏やかに和ませてくれる雰囲気になるので寝室にもぴったりです。
本物のレンガと異なり厚みがないので、場所を選ばず壁紙感覚で気軽に貼ることができレンガを取り入れることができることもメリットになります。
例えば、ベッドのヘッドボードに貼ったり、サイドテーブルに貼ったりと、お部屋のアクセントとして取り入れることができるのです。
費用面でも本物のレンガよりコストダウンできるので、予算を抑えたい方にレンガ・タイル貼りは最適と言えます。
・外壁をレンガタイルにするメリット
外壁をレンガ・タイル貼りにすると、どのようなメリットが存在するのか事前に把握しておく必要があります。
レンガ・タイル貼りにするメリットのひとつは、ヨーロッパ風の落ち着きのある雰囲気と現代的な印象もセットで表現できて、オシャレな外観を演出できるという点です。
レンガタイルは通常の外壁と比較してヒビ割れや劣化に強いと言われていて、経年劣化に強いという点もメリットのひとつと言えます。
もちろん年が経つにつれて劣化してしまいますし、欠けやヒビ割れが発生しますが、それが逆に味が出て魅力的に見るのです。
レンガタイルは熱を伝えにくい特徴を持っているので、外壁をレンガ・タイル貼りにすると年間通して快適な生活をアシストしてくれます。
レンガタイルは色・形状・施工範囲などを選ぶことができるため、レンガ本来の良さを引き出すと共にオリジナリティも出すことができるのです。
ただし、メリットだけではなくデメリットもあるので、その点も事前に想定しておきましょう。
いわき市 レンガ・タイル貼りなら「平山左官工業」