いわき市 ブロック積み

いわき市 ブロック積み

目にする機会の多いブロック積み塀

・塀や囲いの種類
住宅の塀や囲いとひと口にいっても、様々な素材が用いられていて、その種類は豊富にあります。
竹などを使用した生垣や竹垣は、和風な雰囲気があるので和風テーストな住宅に合わせるものです。
しかし植物次第では和風にも洋風にもなるので、いろいろな種類の住宅に合わせられますし、自然のものを用いるため町並みの構成要素としても効果的といえます。
緑化に力を入れている自治体なら、こうした生垣や竹垣などのエクステリアに対して助成金が出るケースもあるので、事前に調べておくと良いです。
現場で型を造ってコンクリートを流し込むことにより塀を建てる流し込みコンクリートといった方法もあります。
自由自在なデザインで造れるため、デザインを重視する方にはおすすめですが、費用が高く工期もそれなりにかかるといったデメリットがあるのです。
土を固めコンクリートや砕石で基礎を造って、その上にブロックを重ね鉄筋やコンクリートで補強するブロック積みというのもあります。
ブロック積み塀は比較的工期が短く手軽ですが、法令により細かく決められている基準があって、それを全て満たしていないと認められないのです。

・ブロック積み塀のメリットとデメリット
目にする機会の多いブロック積み塀は、プライバシー保護の手段として設置する方も少なくないですが、メリットとデメリットを理解した上で設置することをおすすめします。
ブロック積み塀のメリットは、道路からの視界をシャットダウンすることが可能で、プライバシーを守ることができることです。
また、比較的メンテナンスの頻度を減少できる点もメリットのひとつと言えます。
それから、現在では様々な色やデザインの化粧ブロックが登場しているので、住宅の外壁ともひと味違ったおしゃれな仕上がりにできるメリットもあるのです。
その一方で、地震などで倒壊すると大きな被害が出る可能性があるというデメリットがあります。
また、外が見えないため圧迫感が出るとか、風通しが悪くなるといった点もデメリットになるのです。

・知っておきたいブロック積みに関する法令
プライバシーを重視して外部からの視線を遮るためには、一般的に塀の高さは1.6m必要と言われています。
ブロック積み塀でプライバシーを尊重するのなら、ブロック積みに関する法令を理解しておくことも必要です。
まず知っておきたいことは、ブロック積み塀の高さは2.2m以下に制限されていること、積むブロックの厚みは2m以下なら10cm・2mを超え2.2mの場合なら15cm以上となっている点です。
またコンクリート擁壁の上にブロック積みする場合は、擁壁の高さが1m以下なら全高2.2mまで、擁壁の高さが1mを超える時にはブロック積みのみが1.2mまでと高さの制限があります。
次にブロック積み塀が1.2mを超える場合には控え壁が必要になりますが、1.6m以下の組み込みフェンス塀や2.2m以下の連続フェンス塀なら控え壁は免除されるのです。
控え壁の設置は3.4m以内に1ヶ所必要となっていますが、実際にはブロックの配列により3.2m毎に設置します。
また、45度以上の折れ曲りがある場合は必要ありませんが、補強の為に両端から0.8m以内にも必要です。
それから本体のブロック積み塀の1/5以上の高さが必要ですし、ブロック塀から45cm以上低くしてはいけない事になっています。
さらに控え壁の出幅は、片面施工なら40cm以上、両面に施工なら20cm以上と定められているのです。
模様が入っていて空洞部分のあるすかしブロックは、2個以上連続して並べることはできませんし、塀の最上段・最下段に施工することも禁止されています。
こうした法令・基準は、個人住宅のブロック積み塀を安全に設計するために定められている最低基準です。
その為、敷地地盤の硬さ・土質・排水性・敷地高低差など、各敷地ごとの実情に配慮して補強する必要があります。

・安く済ませたいのなら
ブロック積み塀を業者に依頼すると費用がかさむため、DIYで建てたいと考える方もいますが、目隠し用で設置する場合には高さが2mを超えることもあります。
また、寄りかかりや強風などの力に対して強くするため、鉄筋とモルタルを中に入れてブロック同士をひとつの構造物としてつなぎ合わせるので、素人が建てることは非常に難しいのです。
それから建築基準法では、先にも触れたようにブロック積み塀の最大施工の高さが2.2m以下と定められていて、それ以上の高さでは国土交通省が定めた構造計算により安全を確かめる必要があります。
このように、しっかりとした施工を実施する必要があるので、エクステリアの専門業者に相談・施工依頼をする方が適切です。
また、適切な施工を実施していないと、ちょっとしたことで崩れたり倒れたりする危険性があって、重量があるブロックが倒れると被害は大変なものになります。
この点からも高く積むブロック積み塀のDIYは、いくら費用が安く抑えられると言っても行わない方が良いです。

いわき市 ブロック積みなら「平山左官工業」


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経済産業局長賞を受賞、東北大学大学院 堀切川教授にもお墨付きいただきました。㈱エコハイテクコーポレーション篠﨑良司さん漆喰塗料→詳細
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