いわき市 漆喰しあげ
2016-04-28
漆喰しあげの施工を考えているのなら
漆喰壁で和風なイメージにしたいとか、清潔感のある見た目にしたいとか考えられている方もいます。
そこで、漆喰とは何なのか特徴や種類について知っておくと、漆喰しあげを考えられている方の参考になります。
水酸化カルシウムや炭酸カルシウムが主成分の塗り壁材が漆喰で、昔から城郭・民家・蔵の壁に使用されてきたものです。
また、屋根瓦の接着剤として使用されることもある材料です。
漆喰の特徴は化学物質や二酸化炭素を吸着する性質があるという点で、年月をかけて二酸化炭素を吸着するにより漆喰自体が固くなるのです。
その為、耐久年数が100年以上と言われているのですが、100年以上持たせるにはメンテナンスが必要不可欠で、メンテナンスフリーで100年以上持つということではありません。
漆喰と一口に言っても様々な種類があって、種類により内容成分や特徴などが少し違っています。
本漆喰は消石灰に海藻と麻スサを混合して作られるもので、土佐漆喰は3ヶ月以上発酵させたワラと水・塩焼き消石灰を混合させて熟成させたもので糊を使用しない漆喰です。
西洋漆喰は消石灰に骨材や凝集剤・保湿材・防水剤・セルロースファイバーなどを混合して多孔質の壁層を形成したものです。
白く輝いているのが特徴で、厚塗りをすることが可能な高い硬度を持っています。
既調合漆喰は消石灰・麻スサ・粉末の海藻のり・炭酸カルシウムなどが配合された漆喰メーカーが作った粉末の漆喰製品です。
水を加えて練って使用するもので、最近では顔料を配合して着色した製品も登場しています。
琉球漆喰は生石灰とワラ・水を混ぜて熟成させたもので土佐漆喰と似ていますが、ワラの含有量が多いことから濃黄から薄茶色の色合いをしている特徴があります。
このような漆喰をDIYで施工する方も増えてきています。
そこで、DIYで施工するのと左官職人が漆喰しあげするのとの違いを知っておくことも必要なことです。
通常DIYで施工する場合には、市販されている漆喰を購入してきてそのまま塗ることになることから、市販のものは素人でも塗りやすいように接着剤が多く入っている傾向にあります。
しかし、シックハウス症候群対策など漆喰の良さを考えて施工するので、本当なら化学糊や化学接着剤は少ない方が良いのです。
その点左官職人の場合は、施工する家庭の要望や条件などに合わせて材料を配合するので、自然素材を活かした施工が可能になるのです。
また漆喰は、季節・天気・気温・湿度など様々な条件で乾き方が違ってくるもので、それらのことを理解している左官職人が施工することで仕上がりにも違いが出ます。
一概には言えることではありませんが、施工費用の安さを重視するのなら自分で施工するDIYで、仕上がりや機能を重視するのなら職人による漆喰しあげと考えることもできます。
そのようなことをひとつの目安として、どのような方法で施工するのが良いのかを考えてみることも大切です。
また、本来の漆喰の良さを活かすことが大事と言う点も考慮する必要があります。
いわき市 漆喰しあげなら、「平山左官工業」にお任せ下さい。